大人も子供も楽しめる映画「ズートピア (原題 Zootopia)」
2016年のディズニー映画「ズートピア (原題 Zootopia)」はご覧になられましたでしょうか。
基本的にディズニー作品はあまり好んで観ない私ですが、参考にさせていただいている映画批評家の評価が高かったので久しぶりに観ました。
ストーリー
田舎町で暮らすウサギの少女ジョディは警察官となり大都会ズートピアで「より良い世界を築く」ことを夢見ていた。
そして15年後、警察試験に首席で合格したジョディは念願のズートピアで警察官として働くこととなる。
だが、ズートピアでは肉食動物ばかり14匹が行方不明となる事件が起こっていた。
事件を解決するべく張り切るジュディだが警察署長のボゴに与えられた任務は、事件捜査とは関係のない駐車違反の取締だった。
不満を感じながらもジョディは駐車違反の取締をしていたところ、人目を忍んで象の巨大アイスキャンディー店に入っていくキツネの親子を追跡してみると…
正義感に溢れるウサギ警察官ジョディとキツネの詐欺師ニックによるコンビ活劇。
ディズニー映画でよくある動物を主人公にした普通のCG映画かと思いきや、肉食動物と草食動物が共存する世界を描きながら人種差別をテーマにした素晴らしい作品。
CGのクオリティや動物の動きといったモーションも躍動感があり、さすがディズニー作品といわせる完成度の高さもお見事。
身体の大小様々な動物たちが暮らすズートピアという街の細かいギミックは、見てるだけで楽しめるぐらい手抜きのない造り込みよう。
ストーリーの展開もしっかり考えられていて面白い。
安心して大人子供が楽しめる完成度の高い作品を創りつづけるディズニーには本当に感心させられました。
日本語吹替版では主人公のウサギ警察官ジョディを上戸彩が担当していますが違和感なくとても良かったですのでオススメです。